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【6/12(金)16:30~18:00】『科学技術政策特論』 文部科学省研究開発局海洋地球課長 清浦 隆 氏 講義のご案内

各位

工学院共通科目(大学院理工系専門基礎科目)「科学技術政策特論」では、毎週、中央省庁等の第一線で活躍しておられる方々を講師にお迎えし、科学技術を通じた社会の課題解決のあり方に関する講義を担当いただいております。

来る6月12日(金)は、文部科学省研究開発局海洋地球課長 清浦 隆氏が担当されます。

つきましては、「科学技術政策特論」は学生を始め、教職員の皆様の聴講を歓迎しておりますので、興味のある方は是非お越しください。

日時:平成26年6月12日(金)16:30~18:00(5講目)
場所:工学部オープンホール(B201)


【清浦先生からのメッセージ】
北極は、過去35年間で夏季の海氷面積が3分の2程度に減少するなど、気候変動の影響が最も顕著に現れている地域です。北極における環境変化は北極域にとどまる問題ではなく、地球全体の気象や生態系に影響を与えることが懸念されています。一方、海氷の減少に伴い、北極海航路や新たな資源開発の可能性への期待も高まっております。このようにリスクとチャンスの両面で国際的な関心が高まる中、国際社会は、そして我が国はこの北極の問題に対してどのように対応すべきでしょうか。北極の問題は、外交、安全保障、資源・エネルギー、物流、環境、科学技術等様々な分野に関わる問題であり、自然科学だけでなく人文・社会科学分野も含め幅広い知見を結集して取り組む必要があります。みなさんは、北海道大学が本年4月に北極域研究センターを新設し、北極に関する取組の強化を図っていることをご存じでしょうか。是非、一緒に北極の問題を考えてみませんか。


講義案内

科学技術政策特論ポスター