産学連携教育プログラム
資源が乏しく少子化が確実に進む中で、日本が科学技術立国を標榜し将来にわたり持続的に発展していくためには、人材育成というのは最も重要な課題であり、特に大学院教育の人材育成に果たす役割は益々大きくなっています。
これまでの日本の多くの大学の大学院教育では、研究を通して専門を深化させる教育が主体となっていました。その結果、博士課程教育を修了した学生の素養が限定されたものになり、社会の側が期待するニーズと乖離している事を指摘されるようになっています。
一方、現在の競争の厳しいグローバル社会においては専門の基礎学力、研究する力はもちろん、それに加えて、知識を応用する力、問題を発見し解決する能力、企画する力、コミュニケーション力、本質を見抜く洞察力、これに基づく決断力など、リーダーとなるべき総合的な能力が求められています。
そこで産学連携教育プログラムでは、従来の大学の教育では伸ばしきれていなかった能力を、インターンシップや創造的人材育成特別講義を通して鍛えることによって、グローバル社会で活躍できる人材を育てます。