ジョブ型研究インターンシップ
2023年4月1日時点
ジョブ型研究インターンシップ
文部科学省では、「産業界と大学が連携して大学院教育を行い、国際競争に耐え得る研究力に裏打ちされた実践力を養成すること」を目的として「ジョブ型研究インターンシップ」という全国規模のインターンシップ制度を2021年度より試験運用し、2022年度から本格実施しています。
「ジョブ型研究インターンシップ」とは、国内企業にて、長期間(2か月以上)かつ有給の研究インターンシップに参加し、その評価を受けて、単位を修得する制度です。それに伴い、本学工学院および情報科学院も同制度を導入します。CEEDはこれに参加する工学系の学生を積極的に支援します。
ジョブ型研究インターンシップとは
- 研究遂行の基礎的な素養・能力を持った博士後期課程学生が対象
条件により、日本学術振興会特別研究員(DC)や外国人留学生も対象となる - 長期間(2か月以上)かつ有給(初任給程度)の研究インターンシップ
- 正規の教育課程の単位科目として評価(”ジョブ型研究インターンシップ(2単位)”)
- インターンシップ終了後、企業が学生に対し面談評価を行い、評価書・評価証明書を発行
- 受入企業による評価を、その企業の採用選考活動に反映することが可能
参加のメリット
- 企業や社会が博士課程学生にどのようなスキルや能力を期待しているか、アカデミアの研究にどのような期待をしているか、を実体験として知ることができ、学位取得後のキャリアを考えるときの参考になる
- 進路の可能性を広げることができる
- 自らの専門性を客観的に観ることができる
- アカデミアに進んでも生きる研究力に裏打ちをされた実践力を涵養できる
参加の流れ
以下の流れでジョブ型研究インターンシップに参加することができます。なお、「4. 」の応募をするまでは、どの段階でも中止することができます。
事前登録のメリットについて(クリックで詳細を見る)
- ジョブ型研究インターンシップに関する情報がCEEDより配信されます
- CEEDスタッフが制度に関する疑問・質問にお答えします。
- どんな企業がどのようなインターンシップのプログラムを提供しているかについての情報にアクセスできます。
- 企業が博士学位を持った者に何を期待しているかを、提供されたプログラム内容をとおして知ることができます。
- 全国共通インターンシップ説明会に参加できます。
- 事務局*のシステムに本登録することができます。
*「事務局」とは、全国で展開されているジョブ型研究インターンシップの運営を行っている組織を指します。 - 実際のインターンシップに応募することができます。
- 下記のGoogleフォームに必要事項を入力のうえ、CEEDに対して事前登録をする(事前登録フォームにアクセスするにはELMSのアカウントでGoogleにサインインする必要があります)。
ジョブ型研究インターンシップ事前登録フォーム

- 事務局*の提供する説明会に参加する(任意)。
*「事務局」とは、全国で展開されているジョブ型研究インターンシップの運営を行っている組織を指します。

- 事務局のシステムに自身のプロフィールを登録し、ジョブ型研究インターンシップへの本登録をする。

- ジョブ型研究インターンシップを実施する企業のリストやその業務内容等(ジョブディスクリプション)を閲覧したり個別相談会(オープンドア)に参加(任意)するなどして、希望の企業が見つかれば応募する。

- 選考され、インターンシップ先が確定する。

- 参加書類を準備し、事前教育を受講する。

- インターンシップに参加する。

- 評価を受け、単位を修得する。
お問合せ先
北海道大学大学院工学研究院
工学系教育研究センター(CEED)事務室 産学連携教育プログラム担当
Tel. : 011-706-7163 (ex. 7163)
E-mail : ceed-ind◆eng.hokudai.ac.jp (◆はアットマークに置き換えてください。)