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ハイブリッド型授業支援

ハイブリッド型授業とは

ハイブリッド型授業とは、対面授業とオンライン授業を組み合わせることで、より柔軟かつ効果的に教育学習を行う方法です。ハイブリッド型授業の方法として、対面授業とオンライン授業を組み合わせる「ブレンド型授業」と、同じ授業を対面授業とオンライン授業の双方で受講できるようにする「ハイフレックス型授業」があります。(大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター「ハイブリッド型授業ガイド」より)

ハイブリッド型授業のサポート

CEEDでは、eラーニングシステムに実装する教材の制作に加え、ハイブリッド型授業の実施について、技術的なサポートを行なっています。工学系教員が行なう正規カリキュラムの講義のほか、工学系教職員が主催するイベントについてもご相談を承っております。原則として、毎回の授業にスタッフが立ち会うことは想定しておらず、授業・イベントの設計をサポートします。

1. ハイブリッド型授業の技術的なコンサルティング

感染防止対策の理由による講義のハイフレックス化以外に、従来の対面授業にオンライン上での学習を組み合わせることで、学生が留学・インターンシップ等のスケジュールや体調など、自身の状況に応じて受講手段を柔軟に選択することができたり、対面授業でディスカッションの時間を確保したりと、学習効果を高める可能性があります。授業の目的に応じて、対面授業、同時配信、オンデマンド配信を組み合わせ、さまざまな授業の技術的な設計が考えられます。ハイブリッド化の目的、講義内容、使用機材の内容等のご希望を伺いながら、最適なプランをご提案します。

2. ハイブリッド型授業に必要な機材の貸し出し

ハイブリッド型授業を行うための機材を貸し出しています。
電源や配線等の制約を最小限にし、ハイブリッド型授業を円滑に実施可能にする機材パッケージを制作しました。小型化、連続使用時間の長時間化等を改良し、引き続き提供しております。
以下は貸し出し機材例です。仕様・使い方のリンクは外部サイトに移動する場合があります。

スワイプしてご覧ください。

機材 概要 仕様・使い方
Webカメラ カメラを内蔵していないPCでカメラを使いたい場合は、外付けのWEBカメラを使用します。 3台貸出可
Logicool StreamCam 製品リンク
ヘッドセットマイク マイク付きのヘッドホン。ハウリング防止やよりクリアな音声を収録するためには、ヘッドセットマイクの使用を推奨します。 4台貸出可
Poly BLACKWIRE 5210 製品リンク
プレゼンポインター レーザー照射ではなく、ディスプレイ(スクリーン)に直接ポインターを表示するため、画面共有上で指している場所を表示できます。また、スライド送り機能付きの指し棒も貸出可能です。 エアビーム(コクヨ)製品リンク
プレゼンターPR1-HY(キヤノン)製品リンク
Spotlightアドバンス ワイヤレス プレゼンテーションリモコン(Logicool)製品リンク
プレゼンテーションスティック e-bow(PLUS)製品リンク
スピーカーフォン 対面参加者が複数人の場合、ハウリングを防ぐために、スピーカーフォンの使用を推奨します。 YAMAHA ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォンYVC-330 製品リンク
ワイヤレスマイクシステム 1つの受信機に2つの送信機から受信できる、デュアルチャンネル対応のワイヤレスマイクシステムです。発話者の音声をクリアに収録しながら、ワイヤレスのため動きを制限しません。また、送信機は録音機能が搭載されており、同時に音声を収録することも可能です。 2セット貸出可
RODE Wireless Go II 製品リンク
クイックガイドPDF(2023年5月版)
AI制御Webカメラ(OSなし) 研究室ゼミなど、小規模なディスカッション(2〜8名程度)に適したスピーカー・マイク一体型のAI制御Webカメラです。発言者に自動でフォーカスします。 Meeting OWL Pro(ソースネクスト株式会社) 製品リンク
小規模なディスカッションから、人数が多い会議・セミナーにも対応したスピーカー・マイク一体型のAI制御Webカメラです。参加者に自動でフォーカスします。外部マイクの接続により集音範囲を拡張可能です。 KAIGIO CAM360(ソースネクスト株式会社) 製品リンク
AI制御Webカメラ(OS付き) 研究室ゼミなど、小規模なディスカッション(2〜8名程度)に適したスピーカー・マイク一体型のAI制御Webカメラです。Android OSが内蔵されており、PCなしでWeb会議システムに接続できます。 Kandao Meeting Pro(KanDao Technology Co.) 製品リンク
AI自動追尾リモートカメラ 動きの多い講義や、さまざまな要素を組み合わせたイベントに適したWebカメラです。AIの自動認識により人物を自動追尾するカメラで、発表者を追尾させたり、撮影エリア(ゾーン)を設定することで、人物の移動に合わせてゾーンごとに画角を自動で切り替えます。カメラはリモコンで操作可能です。 AVer PTC310U 製品リンク
クイックガイドPDF(2023年5月版)
AVer DL10 製品リンク
クイックガイドPDF(2023年10月版)
ハイブリッド型授業用機材パッケージ 場所の制約を受けることなく自由に配置できるカメラ、小型のワイヤレスマイク、最小限の機能を提供しつつ拡張性も有するスイッチャーで構成しており、数点の機材をオンにしてUSBケーブルを1本接続するだけで、特別な準備をすることなくWeb会議システムに講義映像を流すことができます。 2セット貸出可
クイックガイドPDF(2022年3月版)
説明書PDF(2022年4月版)
使い方動画(2022年3月版)

ハイブリッド型授業用機材パッケージ使用イメージ

機材の概要や実際の使用場面については、上の貸し出し機材一覧内の「使い方動画」をご参照ください。講義の形式や使用する講義室に合わせて、パッケージのカスタマイズ(カメラを三脚で固定する、パッケージに講義室備え付けマイクの音声を入力する等)が可能な場合もありますので、ご相談ください。

Equipment Package

3. ハイブリッド講義室の利用サポート

L200講義室

L200講義室は、パソコンの持ち込みのみでハイブリッド型授業を実施可能なシステムを常設しています。簡単に天吊りカメラと可動カメラの映像をWeb会議システムへ入力することができます。カメラはAI自動追尾機能が付いており、教室内を動き回っても画角を調整する必要がありません。講師音声は、ワイヤレスマイクで話すことでオンライン参加者へ伝わり、オンライン参加者の声は教室スピーカーから流すことができます。ワイヤレスマイクは最大4つ使用可能です。
使用予約および講義室の設備・使用方法については、CEEDにお問い合わせください。

説明書PDF

B31講義室

B31講義室は、パソコンの持ち込みのみでハイブリッド型授業を実施可能なシステムを常設しています。簡単に天吊りカメラの映像をWeb会議システムへ入力することができます。講師音声は、備え付けのマイクで話すことでオンライン参加者へ伝わり、オンライン参加者の声は教室スピーカーから流すことができます。
使用予約については、通常の講義室同様、工学系事務部教務課学部担当で承ります。講義室の設備・使用方法については、CEEDにお問い合わせください。

説明書PDF 使い方動画

ハイブリッド型授業支援のお申込み・お問い合わせ

支援をご希望の方は、以下のリンク先のGoogleフォームにてお申込みください。
申込みフォーム
※リンク先のフォームは、ELMSに関連づけられたGoogleアカウントでログインした場合にのみ表示されます。必ず当該アカウントにログインした状態で、上記リンクを参照してください。別のGoogleアカウントでログインしている場合は「Not Found」と表示されます。


ハイブリッド型授業支援について、ご不明な点はこちらにお問い合わせください。
北海道大学 大学院工学研究院
工学系教育研究センター eラーニング教育プログラム担当
TEL:011-706-7168(内線7168)
E-mail:ceed-eL◆eng.hokudai.ac.jp (◆はアットマークに置き換えてください。)