【4/25(金)16:30〜18:00】『科学技術政策特論』 厚生労働省 北海道厚生局長 辻村 信正 氏 講義のご案内
各位
工学院共通科目（大学院理工系専門基礎科目)「科学技術政策特論」では、毎週、中央省庁等の第一線で活躍しておられる方々を講師にお迎えし、科学技術を通じた社会の課題解決のあり方に関する講義を担当いただいております。
来る4月25日(金)は、厚生労働省 北海道厚生局長 辻村 信正 氏が担当されます。
つきましては、「科学技術政策特論」は学生を始め、教職員の皆様の聴講を歓迎しておりますので、興味のある方は是非お越しください。
日時：平成26年4月25日(金)16:30～18:00（５講目）
場所：工学部オープンホール（B201)
【辻村先生からのメッセージ】
近年、医学研究や医療技術の進展は過去に比較して速くなっています。その成果を実際に病気の克服や健康増進につなげるためには、人を対象とした臨床研究や治験を行い効果や安全性を確かめる過程が必要となります。
この臨床研究や治験が推進されるためには、まず、人に参加してもらうための、倫理的枠組みが常に検討されている必要があります。加えて、人材の育成など制度的な取り組みについて、わが国の現状を紹介し、研究の成果を社会に適用する手続きの一例として、みなさんの研究活動の参考として頂きたいと思います。
最後に、若干、わが国の保健医療の動向について紹介し、わが国が迎える本格的高齢社会への対応を皆さんにも考えて頂く契機としたいと思います。