【7/10（金）16:30～18:00】『科学技術政策特論』 資源エネルギー庁大臣官房審議官 土井 良治 氏 講義のご案内
各位
工学院共通科目（大学院理工系専門基礎科目）「科学技術政策特論」では、毎週、中央省庁等の第一線で活躍しておられる方々を講師にお迎えし、科学技術を通じた社会の課題解決のあり方に関する講義を担当いただいております。
来る7月10日（金）は、資源エネルギー庁大臣官房審議官 土井 良治 氏が担当されます。
つきましては、「科学技術政策特論」は学生を始め、教職員の皆様の聴講を歓迎しておりますので、興味のある方は是非お越しください。
日時：平成26年7月10日（金）16:30～18:00（5講目）
場所：工学部オープンホール（B201）
【土井先生からのメッセージ】
２０１１年3月11日、未曾有の福島第一原子力発電所事故が発生し、現在まで全ての原子力発電所は停止しています。このような状況の下で、経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会による合計１７回の審議を経て、２０１４年４月１１日にエネルギー基本計画が策定され、原発再稼働の方針等が明確化されました。また、２０１５年４月２８日には、同調査会小委員会において、２０３０年の長期エネルギー需給見通しの素案が示されました。
他方で、前例のない福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策に対しては、官民をあげて取り組んでいるところです。
このような最新のエネルギー政策・原子力政策の課題と展望をお話します。