インターンシップ受入れ(北大教職員向け)
海外インターンシップ生(特別聴講学生)受入支援について
北海道大学大学院工学研究院 工学系教育研究センターでは、事業のひとつとして、海外からのインターンシップ生の受入れの支援をします。ここでは主に経済的支援およびその他入出国等にかかる諸手続き支援について、ご案内いたします。
【受入条件】
- 予期せぬ不法滞在を避けるため、最大85日程度とすることが望ましいです。
90日を超える期間の場合は、CEED奨学金を受給できません。
- (例)3~5月など。
- 教員の所属と諸手続き担当部署について -
- 工学研究院所属の教員が受入教員となる場合であって、工学部及び工学院として受入れる際は、奨学金の支給手続き及び願書の作成、VISA発給、宿舎の入居申請等すべてCEEDで支援します。なお、総合化学院として受入れる際は、奨学金の支給手続きについてのみCEEDで支援することとし、それ以外の諸手続きについては総合化学院事務室教務担当にお問い合わせください。
- 情報科学研究院所属の教員が受入教員となる場合であって、工学部として受入れる際は、奨学金の支給手続き及び願書の作成、VISA発給、宿舎の入居申請等すべてCEEDで支援します。なお、情報科学院として受入れる際は、奨学金の支給手続きについてのみCEEDで支援することとし、それ以外の諸手続きについては情報科学研究院事務課教務担当にお問い合わせください。
【奨学金受給条件】 (2025年度は奨学金の募集を行いません)
- JASSOが指定する成績評価基準を満たしていること
(前2学期の成績がJASSOの指定する評価係数2.3以上) - 連続して8日以上90日以内の受入期間であること
- 他のプログラム・機関から月額8万円以上を受給していないこと
※CEED奨学金を受給できない学生に対し、研究室予算から支給することは任意です。
諸手続きの方法
ステップ1
受入交渉、期間の確定
①インターンシップを希望する学生は、自分の専攻にあった先生および研究室を自ら探し、直接先生に受入を交渉します。(下記A~Dの書類を添付するよう依頼しています。)
- 履歴書
- 論文要旨
- 成績証明書
- パスポートのコピー
②インターンシップ受入を可とする場合、受入期間と研究テーマを当該学生と決定してください。
ステップ2
CEEDへ転送、奨学金の受給資格の有無確認
③下記書類をCEEDへご転送ください。(ceed-ind◆eng.hokudai.ac.jp ※◆を@に変えてください。)代議員会の日程・ビザ発給に要する期間等を考慮の上、研修期間や奨学金受給資格の有無等について折返しご連絡いたします。
- 履歴書
- 論文要旨
- 成績証明書
- パスポートのコピー
ステップ3
受入手続き開始
CEEDから先生および当該学生へ書類の作成をご依頼いたします。
④指導教員の先生にご作成いただく書類
⑤学生が準備をする書類
- 受入願書
- 履歴書
- 同意書
- 在籍証明書または学生証
ステップ4
代議員会で審議
⑥CEEDから審議の結果をご連絡します。承認を得た場合、指導教員およびインターンシップ学生へ受入許可書および奨学金支援証明書を送付します。
ステップ5
ビザ手続き
⑦CEEDでインターンシップ生のビザ発給手続きを支援します。
【短期滞在VISA】
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- 申請に必要な書類をCEEDが作成します。
- 招聘理由書
- 受入許可書
- 滞在予定表
- ※日本がビザ免除措置を実施している71の国・地域は手続不要です。
- 申請に必要な書類をCEEDが作成します。
【文化活動ビザ】
研修期間が90日を超える場合は、文化活動ビザを申請する必要があります。
在留資格認定証明書(COE)申請書類をCEEDが作成します。
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- 申請用書類
- 受入許可書
- 銀行残高証明書
- 成績証明書
- パスポートの写し
-
↓
CEEDが入国管理局へ申請代行
↓
CEEDが入国管理局からCoE受取(交付まで約3ヵ月を見込む必要があります)
↓
CEEDがCOEをインターンシップ生へ送付
↓
学生は自国で上記書類を日本大使館、領事館等に持参し、ビザを申請
ステップ6
生活サポート
⑧宿舎入居手続
- CEEDが宿舎入居手続きを行います。
- インターンシップ生は入居時に現金5万円の保証金を支払います。
退去時の修繕費用等に充てられた後、残金は海外送金で返金されます。
海外送金の手数料は国により異なりますが、約1万円前後かかるようです。
⑨研究室内でのサポート学生手配
- インターンシップ生をサポートする学生を選出していただきます。(任意です)
時給1,060円で最大6時間分の謝金を支給します。謝金支払の諸手続きはCEEDで行います。
詳細はこちらをご確認ください。
⑩宿舎(BeGoodJapan)への入居前連絡(1週間前まで)
- 手続きの詳細をCEEDからインターンシップ生に説明し、インターンシップ生が連絡します。
ステップ7
入国
⑪対応可能な場合は、サポート学生が宿舎までインターンシップ生を案内します。
※宿舎の入居は夜9時半までです。時間を過ぎると入居できませんのでホテル等で自費で1泊しなければならない旨を伝えています。不測の事態に備え、平日の到着時間に余裕のある便で到着するよう依頼しています。(土日祝はCEED職員不在のため対応が困難です)
⑫CEEDから学生へ研修前アンケートを依頼(奨学金受給者のみ)
⑬CEEDが主催するオリエンテーション開催
- 研修開始日より1週間以内に実施します。日時等をご連絡します。
- CEEDから身分証、EMLS-ID通知書、臨時ICカード(任意)を送付します。
- 安全教育を受講するためのURLをインターンシップ生に案内します。
(研修開始日より3日以内に受講) - 奨学金の受取方法を説明します。(奨学金受給者のみ)
ステップ8
経済支援(対象者のみ)
⑭経理担当と調整の上、受取日時をインターンシップ学生とサポート学生に連絡します。
ステップ9
研究室での研究・滞在
⑮滞在期間中は、CEEDで学生の履修登録を行います。
学部レベル・・・学科共通科目インターンシップⅠまたはⅡ
大学院レベル・・工学院共通科目インターンシップ第一または第二
⑯事前に打ち合わせていただいた研修内容での研究活動をご指導ください。
※学部授業、大学院授業の履修登録はできません。
ステップ10
修了日2週間前
⑰CEEDから学生へ研修後アンケートを依頼します。(CEED奨学金受給者のみ)
⑱CEEDから先生へ成績評価報告書作成をご依頼いたします。
⑲CEEDから指導教員の先生へ修了証(Sampleはこちら)を送付します。
ステップ11
修了、帰国
※原則、帰国日は変更できません。
申込先、問合先
北海道大学大学院工学研究院
工学系教育研究センター 産学連携教育プログラム担当
Tel. : 011-706-7163 (ex.7163)
E-mail : ceed-ind◆eng.hokudai.ac.jp (◆はアットマークに置き換えてください。)